包茎手術の費用が気になる方必見!後悔しない選び方を解説
- 更新日:2024.12.25
- 投稿日:2024.12.25
- 「包茎手術の費用、一体いくらくらいかかるの?」
- 「後悔しないためにはどうすればいいの?」
包茎は、多くの男性が抱える悩みです。包茎手術の費用の相場は1~40万円と幅があり、手術の種類やクリニックによって異なります。保険適用となる真性包茎やカントン包茎なら1~3万円程度で済むこともありますが、保険適用外の自由診療になると、10万円以上、場合によっては40万円近くかかる場合もあります。 手術方法によっても費用は変動します。
この記事では、包茎手術にかかる費用を解説します。 手術の種類別の費用相場から、保険適用外の費用体系、費用を抑えるためのポイントまで、具体例を交えてご紹介します。 ぜひ最後まで読んで、包茎手術を検討しましょう。
以下の記事では、包茎の手術や治療、タイプや症状などについて網羅的に解説しています。包茎にお悩みのある方はぜひチェックしてみてください。
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包茎手術の費用について知っておくべきこと3つ
包茎手術の費用について知っておくべきこと3つは以下のとおりです。
- 包茎手術の費用相場と具体的な金額
- 手術の種類別にかかる費用の違い
- 保険適用外の手術費用体系の理解
手術の種類やクリニックによって費用は大きく変わるため、事前にしっかりと調べておくことが、後悔しない選択につながります。具体的な症例を交えながら説明していきます。
包茎手術の費用相場と具体的な金額
包茎手術の費用は、手術の方法やクリニック、包茎の状態によって異なりますが、一般的には保険適用の場合、1〜3万円程度、保険適用外の場合、10〜40万円程度が相場です。仮性包茎、真性包茎、カントン包茎の手術費用は以下のとおりです。
包茎の種類 |
費用相場 |
---|---|
仮性包茎 |
10〜40万円 |
真性包茎 |
1〜3万円(保険適用の場合) 10〜40万円(保険適用外の場合) |
カントン包茎 |
1〜3万円(保険適用の場合) 10〜40万円(保険適用外の場合) |
費用は手術の方法によっても変わります。背面切開法は、包皮先端の口になっている部分から縦方向に包皮を切開する方法です。包皮先端の口の部分を広げることで亀頭を露出させやすくする手術方法であり、費用は比較的安価です。環状切除法は、包皮を環状に切除する方法で、余剰包皮を切除するため、より確実な包茎改善効果がある等のメリットがありますが、費用は少し高くなる傾向があります。
手術の種類別にかかる費用の違い
包茎手術には、大きく分けて「背面切開法」と「環状切除法」に分けられ、「環状切開法」には「亀頭直下切除法」「根部切除法」などの種類があります。それぞれの手術方法によって費用が異なるため、自分に合った手術方法を選ぶことが大切です。医師との相談の上、どの手術方法が最適かを決定します。
背面切開法の費用は比較的安価です。包皮を除去しないため、包皮の長さの調整には適さず、真性包茎やカントン包茎などによる亀頭の剥けにくさを改善し、亀頭を剥けやすくする手術です。手術時間も短く、日帰りで手術が可能です。
環状切除法は、最も一般的な手術方法で、包皮を環状に切除する方法です。余剰包皮を切除するため包皮の長さの調整ができる手術方法です。費用は他の方法に比べて高額になる傾向があります。
どの手術方法が自分に合っているかは、医師との相談で決定します。費用だけでなく、手術のメリット・デメリット、術後の回復期間なども考慮して、最適な方法を選びましょう。
保険適用外の手術費用の理解
包茎手術は、ほとんどの場合、保険適用外となります。医学的に必要と判断される場合を除き、美容目的の手術とみなされるためです。排尿障害が重度で日常生活に支障をきたしている場合や、炎症を繰り返す場合などは保険適用となる可能性があります。単に見た目を気にしている場合は、保険適用外となります。
費用に関する不安を解消するためにも、事前にクリニックに問い合わせ、費用の内訳を確認することが重要です。分割払いやクレジットカード払いなど、支払い方法についても確認しておくと安心です。
費用の負担を軽減する方法として、医療費控除制度を利用する方法があります。医療費控除とは、1年間で支払った医療費が一定額を超えた場合、税金の一部が還付される制度です。包茎手術も医療費控除の対象となる場合があるので、確定申告の際はお近くの税務署に相談のうえ、忘れずに申請しましょう。
包茎手術に関連する費用
包茎手術に関連する費用について、内訳をわかりやすく解説します。費用の相場や追加料金の有無も事前にしっかりと確認することが重要です。
手術費用と追加費用の内訳
包茎手術の費用は、手術方法や包茎の状態、クリニックによって大きく異なります。手術費用自体に加え、初診料や再診料、検査費用や薬代などの追加費用が発生します。
手術費用は、保険適用であれば1〜3万円程度から、保険適用外の自由診療で手術を行えば10~40万円程度が相場です。美容的な仕上がりを重視した手術や、亀頭増大術との併用など、追加の処置を行う場合は費用が加算されます。なお、保険適用の包茎手術であっても、亀頭増大術などの保険適用外の施術を同時に行う場合は混合診療禁止の原則により、包茎手術も保険適用外になるので注意が必要です。
追加費用としては、初診料や再診料が3,000円程度、血液検査が5,000円程度、薬代が1回あたり1,000円程度かかるクリニックがある一方、初診料や再診料を無料とするクリニックもあり、クリニックによって異なります。総額でどのくらいかかるのかを事前に確認しておくことが重要です。
アフターケアにかかる費用を確認
手術後のアフターケアにかかる費用も、見落としがちですが重要なポイントです。アフターケアの内容や頻度は、手術の方法やクリニックによって異なります。術後の経過観察のための再診料、感染症予防のための薬代、包皮の状態によっては軟膏なども必要になる場合があります。
複数のクリニックに見積もりを依頼し、費用だけでなく、手術内容やアフターケアの内容、医師の説明の丁寧さなども比較検討することで、自分に合ったクリニックを見つけることができます。クリニックの費用体系を理解し、総合的に判断することが重要です。
支払い方法
包茎手術の支払い方法は、クリニックによって異なりますが、現金やクレジットカード、医療ローンなどが利用できることが多いです。自分の状況に合った支払い方法を選びましょう。
現金払いは、一度に高額な費用を支払う必要がありますが、手数料などはかかりません。クレジットカード払いは、分割払いやポイント付与などのメリットがありますが、手数料が発生する場合があります。医療ローンを利用する場合は、月々の負担を軽減できますが、金利や審査などが発生します。
包茎手術での費用を抑えるためのポイント
包茎手術を検討するうえで、費用は大きなハードルとなるかたが多いでしょう。包茎手術は健康面だけでなく、精神面にも大きな影響を与える可能性のある手術です。費用面で躊躇することで、適切な治療の機会を逃してしまうのはもったいないことです。
だからこそ、費用を抑えるためのポイントを理解し、賢く包茎手術を受ける方法を知っておくことが重要です。経済的な負担を軽減する方法、実績のあるクリニック選びのコツ、そして費用対効果を考えた手術内容の選定について、具体例を交えながら詳しく解説します。
経済的負担を軽減する方法
包茎手術にかかる費用を抑えるには、以下の方法があります。
- 医療費控除制度
年間の医療費が一定額を超えた場合、確定申告をすることで税金の一部が戻ってくる制度です。包茎手術にも適用可能なため、領収書は必ず保管しましょう。詳しくはお近くの税務署に問い合わせてみましょう。 - 支払い方法の確認
多くのクリニックでは、分割払いやクレジットカード払いなど、患者さんの経済状況に合わせた支払い方法を用意しています。 - 助成金
自治体によっては包茎手術に助成金を出している場合があります。助成金の有無や金額、申請方法は自治体によって異なるため、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
実績のあるクリニック選びのコツ
実績のあるクリニックを選ぶことは、費用を抑えるだけでなく、手術の成功、そして安全性を確保するためにも重要です。ホームページや口コミサイトで手術件数や医師の経歴、設備などを確認し、複数のクリニックを比較検討することが大切です。実績豊富なクリニックは、多くの手術経験を持つ医師が在籍し、高度な技術と設備を備えていることが多いです。
まとめ
包茎手術の費用は、手術方法やクリニックによって1〜40万円と幅があります。保険適用であれば1~3万円程度、保険適用外の自由診療では10~40万円程度が相場です。手術方法も背面切開法、環状切除法などがあり、それぞれ費用やメリット・デメリットが異なります。
ほとんどの場合、保険適用外なので全額自己負担ですが、医療費控除制度の利用や、クリニックの分割払いなどの支払い方法も検討できます。費用だけでなく、医師の経験やアフターケアの内容なども考慮して、信頼できるクリニックを選び、自分に合った手術方法を選択しましょう。
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参考文献
Sun Y, He L, Gao Y, Fitzpatrick T, Zhang W, Yang L, Fu L, Luo S and Zou H. Barriers and Facilitators to, and Experience of, Voluntary Medical Male Circumcision Among Men Who Have Sex with Men in China:A Mixed-Methods Study. Archives of sexual behavior 52, no. 5 (2023):2065-2081.
ページ監修:総院長「葉山芳貴」紹介
総院長、医学博士 葉山芳貴
経歴
- 平成14年
- 聖マリアンナ医科大学 卒業
- 平成20年
- 大阪医科大学 大学院 卒業
- 平成22年
- 大手美容形成外科 院長 就任
- 平成27年
- メンズサポートクリニック開設
- 平成28年
- メンズサポートクリニック新宿 院長就任
- 平成28年
- 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)