短小に悩む方へ!平均サイズと改善法、治療の選択肢まで|MSクリニック横浜
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短小に悩む方へ!平均サイズと改善法、治療の選択肢まで

  • 更新日:2025.03.19
  • 投稿日:2025.03.16
短小に悩む方へ!平均サイズと改善法、治療の選択肢まで

「自分は小さいのでは?」と、男性なら誰しも一度は気にしたことがあるのではないでしょうか?ペニスのサイズに関する悩みは、自尊心や自信に関わるデリケートな問題です。世界15,521人を対象とした研究によれば、勃起時の平均の長さは13.12cmです。日本人男性の平均は約13cmと言われています。

この記事では、平均サイズや短小の医学的定義、最新の改善策・治療法を解説します。コンプレックスを解消し、自信を取り戻すための第一歩を踏み出しましょう。

サイズの改善を考えるうえで、長茎手術の効果についても理解を深めることが大切です。手術によってどの程度の変化が期待できるのか、費用対効果を含めた詳細な情報を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>長茎手術で何センチ伸びる?手術効果と費用対効果を徹底解説

短小の医学的定義

医学的には「マイクロペニス」と呼ばれる状態があります。生まれつきペニスのサイズが極端に小さい場合を指し、成人男性では勃起時の長さが約7cm以下で診断される場合があります。マイクロペニスはまれなケースで、多くの男性は該当しません。

「短小」という言葉は、医学的な定義が曖昧で、社会的な通念も影響するため、不安になりやすい要素です。医学的な「マイクロペニス」の診断基準は7cm以下ですが、性生活や排尿に問題がなければ、治療の必要性は低いと考えられています。

このような状態は比較的まれですが、ホルモンの影響や成長過程に関わる要因も考えられます。見た目だけでなく、機能面での問題がある場合は、専門医に相談することが重要です。マイクロペニスの診断基準や治療法について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>マイクロペニスの診断基準と治療法!放置せず専門医に相談を

あなたのペニスは本当に小さい?平均サイズ

ペニスの平均サイズについて、以下の内容を解説します。

  • 平均的なペニスのサイズ【弛緩時(非勃起時)・伸展時・勃起時】
  • 日本人男性の平均ペニスサイズ
  • 年齢別ペニスサイズ

平均的なペニスのサイズ【弛緩時(非勃起時)・伸展時・勃起時】

ペニスのサイズは、次の3つの状態で変化します。

  • 弛緩時(非勃起時)
  • 伸展時(手で引っ張って伸ばした状態)
  • 勃起時(興奮した状態)

世界15,521人を対象とした研究によれば、弛緩時(非勃起時)の平均の長さは9.16cm、周囲の長さは9.31cmです。伸展時の平均の長さは13.24cmです。勃起時の平均の長さは13.12cm、周囲の長さは11.66cmです。数値はあくまで平均値であり、個人差があります。

日本人男性の平均ペニスサイズ

日本人男性の平均的なペニスサイズは、勃起時で約13cm、周囲の長さは約11cmと言われています。弛緩時(非勃起時)は約8cm、周囲の長さは約8cmです。平均値よりも小さいからといって、すぐに「短小」と決めつける必要はありません。

2022年までの研究をまとめたメタ分析では、勃起時の陰茎の長さは、近年増加傾向にあることが示されています。環境要因の変化や栄養状態の改善など、さまざまな要因が考えられるという報告もあります。平均値は時代によっても変動する可能性があることを認識しておく必要があります。

年齢別ペニスサイズ

ペニスのサイズは、思春期に急激に成長します。個人差はありますが、10代後半〜20代前半にはほぼ成人と同じサイズに達します。加齢とともに勃起力やサイズが多少変化することがありますが、20代以降のサイズ変化は比較的小さいことが一般的です。

短小ペニスの原因

短小ペニスの原因は以下のとおりです。

  • 遺伝的要因の影響
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 生活習慣の乱れ

遺伝的要因の影響

ペニスのサイズは、遺伝的な影響を強く受けます。ペニスの発育には、アンドロゲン受容体遺伝子や成長ホルモン遺伝子などが関わっています。遺伝子の働きは個人差があり、ペニスのサイズにも反映されます。

遺伝だけですべてが決まるわけではありません。後天的な要因も関わってくるため、遺伝的な要素が大きいからといって諦める必要はありません。

ホルモンバランスの乱れ

ペニスの発育には、男性ホルモンであるテストステロンが重要な役割を果たします。思春期には、テストステロンの分泌が活発になり、ペニスの成長が促進されます。思春期におけるテストステロンの分泌は、視床下部や下垂体、精巣系と呼ばれる複雑なメカニズムによって制御されています。

メカニズムが何らかの原因で乱れると、テストステロンの分泌が不十分になり、ペニスの発育に影響を及ぼす可能性があります。性腺機能低下症や甲状腺機能低下症などの内分泌疾患が、ホルモンバランスに影響を与えることもあります。過度なストレスや不規則な生活習慣も、ホルモンバランスに悪影響を与える場合もあるため、注意が必要です。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れにも注意しましょう。肥満は、ペニスのサイズに影響を与える可能性があります。過剰な脂肪によって、陰茎が埋もれてしまうため、実際よりも小さく見えてしまうことがあります。「埋没陰茎」と呼ばれる状態です。痩せている方でも皮下脂肪のつき方によっては起こりうる現象です。

肥満は血行不良を引き起こし、勃起力にも悪影響を及ぼす可能性があります。勃起力は陰茎海綿体への血流によって維持されるため、血行不良は十分な勃起を妨げる原因となります。バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠など、健康的な生活習慣を心がけることは、全身の健康維持につながる可能性があります。

短小ペニスの改善策

短小ペニスの改善策として、以下の3つの点を解説します。

  • ペニス増大グッズの効果と注意点
  • 市販薬の効果とリスク
  • 専門クリニックでの相談

ペニス増大グッズの効果と注意点

インターネット上では、さまざまなペニス増大グッズが販売されています。グッズの多くは医学的な根拠が乏しく、効果が実証されていないものが多いです。ペニスを引っ張ったり、重りを吊るしたりする器具や、特定の成分を塗布する外用薬などが販売されています。現時点では、ペニスのサイズを永続的に大きくする効果が科学的に証明されていません。

健康被害を引き起こす可能性もあるため、安易に使用することは避けましょう。ペニスは繊細な器官であり、不適切な器具の使用や刺激によって損傷する可能性があります。

市販薬の効果とリスク

ペニス増大効果を謳う市販薬も存在しますが、医学的な根拠に乏しいものがほとんどです。医師の処方箋なしに販売されている薬は、安全性や効果が保証されていません。成分表示が不明瞭な製品も多く、予期せぬ副作用が生じる可能性も否定できません。使用する際は、成分や安全性について十分な情報を確認しましょう。

専門クリニックでの相談

一人で悩まずに専門クリニックに相談してみましょう。経験豊富な医師は、医学的な見地から適切なアドバイスや治療法を提案してくれます。クリニックでは、手術以外にも、ホルモン療法や診察・相談など、さまざまな治療オプションが用意されている場合があります。治療を受けるかどうかは、医師と相談のうえで慎重に判断しましょう。

専門クリニックを受診する際には、事前にクリニックのWebサイトなどで治療内容や費用などを確認することをおすすめします。複数のクリニックを比較検討することも重要です。

陰茎増大の治療法

陰茎増大の治療法について以下の内容を解説します。

  • 陰茎サイズアップ治療の種類と費用
  • 手術以外の治療法
  • 手術の効果とリスク
  • 手術後のケア

陰茎サイズアップ治療の種類と費用

陰茎サイズアップ治療は、ペニスのサイズを大きくすることを目的とした治療法です。大きく分けて、以下の3つの種類があります。

手術の種類

手術内容

費用

リスク

ダウンタイム

長茎手術

切らない長茎手術と切る長茎手術があり、どちらも陰茎を引き出して固定する手術です。切る長茎手術では、体内に埋もれている陰茎を引き出し、見た目上の長さを延長させる手術です。埋没陰茎の改善にも有効です。

切らない長茎手術:15〜20万円

切る長茎手術:30万円〜
※当院の場合
切らない長茎手術:165,000円(税込)〜
切る長茎手術:275,000円(税込)〜

感染や出血、知覚異常など

1〜2週間程度

(切る手術は3〜4週間程度)

亀頭増大術

ヒアルロン酸や脂肪注入などによって亀頭のサイズを大きくする治療です。

ヒアルロン酸注入:5万〜数十万円
※当院の場合:55,000円(税込)〜

感染や出血、知覚異常など

1〜2週間程度

陰茎増大術

ヒアルロン酸や脂肪注入などによって陰茎の太さを増す治療です。

ヒアルロン酸注入:5万〜数十万円
※当院の場合:55,000円(税込)〜

注入剤によるアレルギー反応や炎症、しこりなど

1〜2週間程度

それぞれの治療はすべて自由診療(保険適用外)です。自由診療は健康保険が適用されず、全額自己負担となるため、事前に費用について十分に理解しておくことが重要です。費用はあくまで目安であり、クリニックによって異なります。

MSクリニック横浜では、切らない長茎手術や亀頭増大術など、さまざまな治療オプションをご用意しています。詳しくは以下のページをご覧ください。
>> MSクリニック横浜の長茎術について
>> MSクリニック横浜の亀頭増大術について

手術以外の治療法

手術以外の治療法としては、以下の方法があります。

  • ホルモン補充療法
    男性ホルモンの分泌不足が原因でペニスの発育が不十分な場合に、男性ホルモンを補充する治療法です。成人後に行っても、ペニスのサイズが大きくなる効果は期待できません。性腺機能低下症などの治療に用いられます。
  • ペニス増大器具
    ペニスに物理的な刺激を与えることでサイズアップを目指す器具です。医学的な根拠が乏しく、長期的な効果は科学的には証明されていません。誤った使用法によってはペニスを損傷するリスクもあるため、使用は推奨されません。
  • 内服薬・外用薬
    ペニス増大効果を謳う内服薬や外用薬が市販されていますが、医学的な根拠にもとづいたものはほとんどありません。効果が期待できないばかりか、副作用のリスクもあるため、使用は控えましょう。

手術の効果とリスク

陰茎サイズアップ治療は、ある程度の効果が期待できますが、すべての患者さんが満足のいく結果を得られるとは限らず、個人差があります。治療には、以下のリスクが伴います。

  • 感染症
  • 出血
  • 神経損傷
  • 知覚異常
  • 変形

手術以外の治療法も、効果やリスクが異なります。治療を受ける前に、医師から治療の効果やリスク、副作用、合併症などについて十分な説明を受け、理解したうえで判断しましょう。

手術後のケア

陰茎サイズアップ治療を受けた後は、医師の指示に従って適切なケアを行うことが重要です。治療の種類によっては、痛みや腫れ、内出血、発熱などが生じる場合があります。一定期間は性行為を控える必要があります。治療部位のケアや消毒、内服薬の服用なども必要となる場合があります。

日常生活への影響についても事前に医師に確認し、仕事や日常生活に支障が出ないよう、計画的に治療を進めることが大切です。

信頼できるクリニックの選び方

陰茎増大の治療を受ける際は、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。以下の点に注意してクリニックを選びましょう。

  • 経験豊富な医師の在籍
    経験豊富な医師、または男性医療に精通した医師が在籍しているクリニックを選びましょう。経験豊富な医師は、医学的な知識と豊富な経験にもとづいて、適切な診断と治療を提供してくれます。
  • 丁寧な診察・相談
    患者さんの悩みや希望に寄り添い、丁寧な診察・相談を行ってくれるクリニックを選びましょう。診察・相談では、治療法のメリット・デメリットやリスク、費用などについて詳しく説明を受け、納得したうえで治療を受けることが重要です。
  • 設備・衛生管理
    最新の医療機器を備え、徹底した衛生管理を行っているクリニックを選びましょう。清潔な環境で治療を受けることは、感染症などのリスクを軽減するために重要です。
  • アフターケア
    手術後のアフターケア体制が整っているクリニックを選びましょう。手術後の経過観察やケアは、合併症の早期発見や治療につながります。
  • 費用
    治療費が明確に提示されているクリニックを選びましょう。複数のクリニックの費用を比較検討することも重要です。

まとめ

ペニスのサイズは個人差が大きいです。平均値より小さくても性生活や排尿に支障がない限り、過度に悩む必要はありません。どうしてもサイズが気になる場合は、専門クリニックに相談してみるのも一つの方法です。正しい情報を知り、自分に合った方法で悩みを解決していきましょう。

MSクリニック横浜では、短小でお悩みの方に対する専門的な診療を行っています。診察・相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。
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参考文献

 

ページ監修:総院長「葉山芳貴」紹介

葉山芳貴

総院長、医学博士 葉山芳貴

経歴

平成14年
聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年
大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年
大手美容形成外科 院長 就任
平成27年
メンズサポートクリニック開設
平成28年
メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年
医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)

保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)