長茎手術で何センチ伸びる?手術効果と費用対効果を徹底解説|MSクリニック横浜
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長茎手術で何センチ伸びる?手術効果と費用対効果を徹底解説

  • 更新日:2025.03.19
  • 投稿日:2025.03.16
長茎術で何センチ伸びる?手術効果と費用対効果を徹底解説

陰茎の長さに悩みやコンプレックスを抱えている方は少なくありません。陰茎の一部が埋もれており、本来の長さが隠れている可能性があります。陰茎の長さを長くする施術を長茎術と呼びますが、これには手術と手術ではない方法があり、手術ではない方法は医学的根拠が不明確なものが多いため、長茎手術をお勧めいたします。長茎手術は、埋没部分を引き出すことで、2〜8cm伸びる可能性が期待できる手術です。

長茎手術には「切る」もしくは「切らない」、「固定する」もしくは「固定しない」等の選択肢があり、費用にも差があります。費用対効果を高めるためには、クリニック選びが重要です。本記事では、長茎手術の効果や種類、費用、リスク、クリニック選びのポイントを解説します。コンプレックス解消の糸口を見つけ、自信に満ちた毎日を送りましょう。

当院では「長茎術・切らない長茎術」を行っています。悩んでいる方はぜひご相談ください。

長茎手術で期待できる効果や影響

長茎手術で期待できる効果や影響について、以下の3つを解説します。

  • 長茎手術で伸びる長さ
  • 勃起時の長さへの影響
  • 包茎への効果

長茎手術で伸びる長さ

長茎手術で期待できる長さは、個人差が大きく、手術方法によっても異なります。埋没している陰茎の部分が長い方ほど、手術の効果が顕著に現れやすい傾向があります。しかし、下腹部の皮下脂肪が厚いと引き出せる陰茎の長さが少なくなる傾向もあります。また、陰茎を支えている靭帯を切る方法と切らない方法を比べると、靭帯を切る方法の方が引き出せる長さは1〜2cm増える傾向にありますが、挿入の際にぐらつきを感じる等、性行為に関する不具合を生じることがあります。長茎手術全般として、2~8cmの伸長が期待できます。

術前に医師との相談をしっかりと行い、自身の状態を正確に把握することが大切です。多くのクリニックでは、術後の最大伸長可能な長さをシミュレーションしてくれるので、事前にある程度の予測を立てることが可能です。

勃起時の長さへの影響

長茎手術は、陰茎の埋もれている部分を引き出す手術であり、勃起時の長さを変化させる手術ではありません。勃起時の長さは、陰茎海綿体への血流によって決まります。長茎手術は海綿体の構造や機能を変えるものではないため、勃起力や勃起時の長さへの直接的な影響はないと考えられます。

包茎への効果

長茎手術は包茎を直接的に治療する手術ではありません。包茎とは、亀頭が包皮に覆われたまま露出しない状態を指します。長茎手術は陰茎の長さを変化させる手術であり、包皮の状態には直接影響を与えません。

しかし、軽度の包茎の場合、長茎手術によって亀頭と亀頭を覆っている包皮の位置関係が変わることで亀頭の露出を促し、包茎の状態が改善される可能性があります。

包茎の状態によっては、包茎手術のみを行う方が適切な場合もありますので、医師の診察を受けて最適な治療法を選択しましょう。

以下の記事では、包茎の手術や治療、タイプや症状などについて網羅的に解説しています。包茎にお悩みのある方はぜひチェックしてみてください。
>>包茎のお悩み、包茎手術は男性専門泌尿器形成のMSクリニック横浜へ

手術の種類とそれぞれの特徴

手術の種類とそれぞれの特徴について、以下の2つを解説します。

  • 切る手術と切らない手術の違い
  • 陰茎増大術など他の増大術との違い

切る手術と切らない手術の違い

長茎手術は「切る手術」と「切らない手術」の2種類に分類されます。「切る手術」とは、陰茎の付け根付近の皮膚を切開します。そしてさらに靭帯を「切る」手術と靭帯を「切らない手術」に分かれ、靭帯を「固定する」手術と「固定しない手術」に分かれます。靭帯を切る手術は靭帯を切らない手術と比較して、陰茎を引き出す効果が大きく、靭帯を固定する手術は固定しない手術と比べると、効果が持続しやすいメリットがあります。「切る手術」では手術跡が残る可能性や、出血・感染・疼痛・挿入困難などのリスクがあるデメリットが挙げられます。

「切らない手術」は、皮膚を切開することなく、陰茎を引き出し、靭帯を固定する方法です。メスを使わないため、手術跡が目立たず、ダウンタイムも短いという大きなメリットがあります。一方、皮膚を切らないため、靭帯を切る手術方法を選べないというデメリットも挙げられます。

手術ではない長茎術の一種として、陰茎牽引療法があります。一定期間、毎日数時間牽引器具を装着して陰茎を伸長する方法です。医学的な研究においても、一定の効果が報告されており、陰茎延長を希望する患者さんにとって、選択肢の一つとなる可能性があります。

陰茎増大術など他の増大術との違い

陰茎に関する手術には、長茎手術以外にも、ペニスの太さを増す「陰茎増大術」があります。主な陰茎増大術には、自分の脂肪やヒアルロン酸、人工真皮などを注入する方法と、シリコンプロテーゼを挿入する方法があります。長茎手術は陰茎の長さを変化させる手術であり、陰茎増大術は陰茎の太さを変化させる手術です。

手術の種類ごとに効果やメリット、デメリットを下記の表で解説します。

手術の種類

効果

メリット

デメリット

長茎手術

陰茎の長さを伸ばす

根本的な解決策となる場合がある

ダウンタイムがある

陰茎増大術(注入)

陰茎の太さを増す

比較的ダウンタイムが短い

注入物の種類によっては変形を残すことがある

陰茎増大術(プロテーゼ挿入)

陰茎の太さを増す

効果が永久的

異物反応のリスクがある

それぞれの特徴を理解したうえで、どの手術が自分に合っているのか、医師とよく相談することが重要です。長茎手術と増大術は、同時に施術することが可能な場合もあります。陰茎の長さと太さの両方にコンプレックスを抱えている方は、医師に相談してみましょう。

長茎手術は見た目の変化を期待できる一方で、デメリットやリスクについてもしっかり理解しておくことが大切です。術後の経過や、後悔しないために知っておくべきポイントについて、より詳しく解説した記事がありますので、ぜひ参考にしてください。
>>長茎手術のデメリットとは?切る?切らない?後悔しないために知っておくべきこと

長茎手術の費用について

長茎手術の費用について、下記の2つを解説します。

  • 長茎手術の費用相場
  • 費用対効果を高める方法

長茎手術の費用相場

長茎手術の費用は、手術の方法やクリニックによって大きく異なります。切る長茎手術の場合、一般的には基本料金30万円〜が相場です。手術の難易度や術後の処置の複雑さから、切らない手術に比べて費用が高額になる傾向があります。

切らない長茎手術の場合、15〜20万円が相場です。切る手術に比べて安価ですが、皮下脂肪の厚い方は手術の対象外であったり、靭帯を切る手術方法が選べなかったりします。。

MSクリニック横浜では、切る長茎手術は27.5万円(税込)〜、切らない長茎手術は16.5万円(税込)〜ご提供しています。当院では手術費用に麻酔代や術後の薬代などが含まれています。クリニックによっては、麻酔代や検査費用、術後の薬代費用が別途必要な場合がありますので、事前に確認しておくことが大切です。

費用対効果を高める方法

長茎手術は自由診療のため、健康保険が適用されません。複数のクリニックで見積もりを比較することが重要です。同じ手術内容でも、クリニックによって費用設定が異なる場合があります。

包茎手術や増大術を同時に行うことで、施術時間や麻酔の回数を調整できる場合がありますが、費用については個人の状態やクリニックの料金体系で異なります。他に気になる症状があれば、医師に相談してみましょう。長期保証制度の有無を確認することも重要です。一部のクリニックでは、手術後一定期間の修正を保証する制度を設けています。

術後に修正が必要になった場合でも追加費用が掛からないため、安心して手術を受けることができます。費用だけでなく、効果やリスク、医師の技術力や経験、クリニックの評判、アフターケアなどを考慮して、医師とよく相談しながら慎重に決定することが大切です。

手術を受けるときの注意点

手術を受けるときの注意点として、下記の3つを解説します。

  • 手術のリスク
  • 手術による合併症
  • 術後のダウンタイムとケア

手術のリスク

長茎手術は、陰茎の根元付近に埋もれている部分を引き出して露出させる手術ですが、他の手術と同様、リスクが伴う可能性があります。主なリスクは以下のとおりです。

  • 出血
    手術には出血が伴います。通常は少量であり、自然に止血しますが、まれに大量出血する場合があり、輸血が必要となるケースも想定されます。想定される出血量は、手術の方法や個人の体質によって異なります。術前に出血傾向の有無を確認する検査を行うなど、万全の体制で手術に臨むことが重要です。
  • 感染
    施術部位の感染は、長茎手術の場合も起こりうる合併症です。適切な消毒と抗生物質の使用によって感染リスクを低減できますが、万が一感染した場合には、抗生物質の投与や再手術が必要な場合もあります。感染の兆候(跡の痛みや腫れ、発熱、膿など)に気づいたら、速やかに医師に連絡することが大切です。
  • 手術跡
    切開を行う手術では、手術跡が残ります。体質によっては手術跡が残りやすい場合もあります。手術跡の程度は、手術の方法や切開の大きさ、個人の体質などによって異なります。手術跡を最小限にするためには、医師の指示に従って適切な術後ケアを行うことが重要です。

手術による合併症

主な手術による合併症には、以下の2つがあります。

  • 感覚異常
    陰茎の皮膚の感覚が鈍くなったり、過敏になったりする感覚異常が起こる可能性があります。多くの場合、一時的で自然に回復しますが、まれに永続的な感覚異常が残る場合もあります。
  • 癒着
    施術部位の組織が周囲の組織と癒着し、ペニスの動きが制限される場合があります。癒着は、施術部位の炎症反応の結果として起こる可能性があります。

すべての方に起こるわけではありませんが、可能性があることを理解しておくことが大切です。具体的な発生率や症状、術後の経過については、担当医に相談しましょう。

術後のダウンタイムとケア

長茎手術後のダウンタイムとケアについて、目安となる日数と注意点を下記の表で説明します。

項目

内容

ダウンタイム

数日~数週間

シャワー

翌日~数日後

湯船

1週間後~

飲酒

1週間後~

性行為

4週間後~

運動

2週間後~

ダウンタイムに関しては、個人差もあります。手術後は、医師の指示に従って、施術部位の消毒や薬の服用などのケアを適切に行うことが重要です。日常生活においても、激しい運動や性行為はしばらく控える必要があります。痛みや腫れ、内出血などがみられる場合がありますが、多くの場合、数日で軽快します。

強い痛みや発熱、出血が続くなどの症状が現れた場合は、医療機関に連絡してください。術後のケアを適切に行うことで、合併症のリスクを軽減し、早期回復へとつなげられる可能性があります。疑問や不安な点は、遠慮なく医師に相談しましょう。当院では、長茎手術や亀頭増大術、陰茎増大術などのお悩み相談も受け付けています。不安を感じている方は当院公式サイトをご確認ください。

まとめ

長茎手術は埋もれている陰茎を引き出すことで見た目の長さを増す手術で、2〜8cmの伸長が期待できる可能性があります。切る手術と切らない手術があり、費用は切る手術で30万円〜、切らない手術で15〜20万円程度が相場です。

手術には出血や感染などのリスクも伴います。費用対効果を高めるためには、複数のクリニックで見積もりを比較し、他の手術との組み合わせや長期保証制度の有無を確認することが大切です。クリニックを選ぶ際は、医師の経歴や専門性、手術実績、費用、アフターケア体制などを確認し、納得したうえで手術を受けましょう。

また、陰茎の長さだけでなく、全体的なバランスや機能性も重要です。短小に悩む方は、平均サイズや改善方法、治療の選択肢についての理解を深めることが、自分に合った解決策を見つけるための第一歩になります。詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>短小に悩む方へ!平均サイズと改善法、治療の選択肢まで

参考文献

ページ監修:総院長「葉山芳貴」紹介

葉山芳貴

総院長、医学博士 葉山芳貴

経歴

平成14年
聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年
大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年
大手美容形成外科 院長 就任
平成27年
メンズサポートクリニック開設
平成28年
メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年
医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)

保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)